家庭用脱毛器には、使用できる肌の色や毛の色に限界があるのをご存知でしょうか?
家庭用脱毛器はレーザーと光(フラッシュ)の2種類がありますが、多くは光(フラッシュ)です。
そして、家庭用光(フラッシュ)脱毛器でも「IPL方式」や「SSC方式」に分かれます。
(一番多いのはIPL方式です。)
ところがこうした脱毛方式の違いにかかわらず、家庭用脱毛器では黒い肌や白い毛には効果が期待できなかったり、使用できなかったりします。
そればかりか、肌トラブルのリスクもあります。
日本のメーカーが日本人のために開発した家庭用脱毛器だからといって、すべての日本人が普通に使えるとは限りません。
というのも、肌の色には大きな個人差がありますし、季節等によっても変化するからです。
元々地黒の方もいらっしゃるでしょうし、日焼けすれば肌の色は黒くなります。
日焼けサロンで肌を黒く焼いている方もいらっしゃるでしょう。
家庭用脱毛器によっては、使用に適した肌の色や毛の色が取扱説明書にカラー印刷で記載されていますが、記載されていないモノもあります。
肌トラブルが起こってしまってからでは手遅れなので、家庭用脱毛器が普通に使える肌の色や毛の色なのかどうかは、できれば購入前に知っておきたいものです。
そこでここでは、家庭用脱毛器と肌の色や毛の色との関係について、深く掘り下げて解説したいと思います。
家庭用脱毛器の購入を検討されている方は、肌トラブルを避けるためにも是非、参考にしてみてください。
まずは、家庭用脱毛器が対応している肌の色や毛の色をチェックしてみましょう。
以下の表はIPL方式の家庭用脱毛器を効果的に使える肌の色や毛の色を一覧にしたものです。
あくまでも参考程度ですが、目安にはなります。
肌の色は濃くなるほど、毛の色は薄くなるほど効果が期待できなくなります。
目次
家庭用脱毛器で脱毛できない肌の色や毛の色があるのはなぜ?
家庭用脱毛器で脱毛できない肌の色や毛の色がある理由は、脱毛効果を得るための仕組みにあります。
レーザーだろうとIPL方式だろうとSSC方式だろうと、根本となる基本的な仕組みは同じです。
脱毛器からは光が照射されますが、黒い色に吸収されると高熱になります。
黒い毛根が熱によるダメージで弱ると、ムダ毛が抜けていきます。
黒い色紙に虫眼鏡で太陽光を集めて火を付けるのと同じ事が、実は脱毛でも起こってるんです。
同じ強さの日差しを浴びるにしても、黒い服は暖かくて白い服は涼しいのも、原理は同じです。
ただ、家庭用脱毛器から照射される光は、黒い毛根にだけ熱によるダメージを与えてくれるわけではありません。
脱毛器から照射される光が反応しているのは、実はメラニン色素などの黒い色なんです。
したがって、毛根だけでなく「ホクロ」「タトゥー」「色黒の肌」にも反応していまいます。
同様に、例えば「Iライン」など色素沈着が起こっている部位にも使えません。
メラニン色素や黒い色が多い部位が熱によるダメージを受けると、やけどなど肌トラブルのリスクが高くなります。
逆に、産毛や白髪などは熱によるダメージを受けにくいので、脱毛効果が弱まります。
これが、家庭用脱毛器で脱毛できない肌の色や毛の色がある理由です。
「ホクロ」「タトゥー」「色黒の肌」「色素沈着」に照射した場合の症状
万が一「ホクロ」「タトゥー」「色黒の肌」「色素沈着」に照射してしまった場合はやけどなど肌トラブルのリスクが高いですが、だからといって絶対ではありません。
症状としてはまず、大きな痛みを感じます。
肌の色が濃い部分に照射すると熱によるダメージが大きくなり感じる痛みも大きくなるので、すぐに気づくはずです。
やけどなどの肌トラブルに発展してしまう可能性もあるので、すぐに冷やしましょう。
事前にアイスバッグや氷嚢を準備しておくのがおすすめです。
ホクロ・タトゥー・色黒の脱毛方法
では、「ホクロ」や「タトゥー」がある方や「色黒の肌」の方はIPL方式の家庭用脱毛器を使えないのかといえば、必ずしもそうとは限りません。
タトゥー部分は避けて照射すればいいですし、ホクロには保護シールを貼れば問題ありません。
ただ問題は、色黒な肌です。
色黒な肌は「ホクロ」や「タトゥー」と違って部分的ではないので、避けたり保護シールでは対応できません。
照射パワーを落とせばやけど等肌トラブルのリスクは低くなりますが、その分脱毛効果も下がります。
しかも、照射パワーは自分で判断して手動で調節しなければいけません。
どのくらいの強さに調節するかも自己判断ですし、万が一やけどしても自己責任です。
従来のIPL方式の家庭用脱毛器では、なかなか安心して使えないのが現実かもしれません。
そこでおすすめなのが、「肌色センサー」付きの家庭用脱毛器です。
メーカーによって「スキントーンセンサー」などと呼び方こそ違いますが、肌の色を検知して出力を自動調整してくれる家庭用脱毛器です。
センサーで肌の色を検知して照射レベルを自動調整してくれる家庭用脱毛器

現在日本で一番人気があって売れているであろう家庭用脱毛器は、ケノンではないでしょうか?
通販でしか購入できませんが、その人気は長期間に渡り群を抜いています。
ただ、ケノンには別ページで解説した家庭用脱毛器のデメリットの大半が該当するのも事実です。
一方で、家庭用脱毛器は通販だけでなく家電量販店でも購入できます。
国内外の有名メーカーはもちろん、大小問わず美容家電専門メーカーからも、たくさんの家庭用脱毛器が販売されています。
そして中には、火傷や炎症を防止する安全機能が搭載された家庭用脱毛器も販売されているんです!!
その肌トラブル防止機能とは、「スキントーンセンサー」や「スマートスキンセンサー」と呼ばれ、センサーで肌の色を検知して最適な照射レベルに自動調整してくれる安全機能です。
センサーで肌色を検知する機能さえ備わっていれば、もう安全に照射できる肌の色かどうかをワンショットごとに自分で判断する煩わしさがなくなりますし、いちいち自分で出力調整をする手間もなくなります。
肌色の判断や出力調整を間違えて起こる火傷や炎症を回避でき、安心して安全に家庭用脱毛器を使えるようになります。それだけではありません。精神的な負担からも解放され、お手入れの時短にだって繋がります。
こうした肌色センサーという安全機能が搭載された家庭用脱毛器はまだまだ少数ですが、今後はもっと主流になるべきだと思います。
微力ながらこの場で、肌色センサーが搭載された家庭用脱毛器を紹介させて頂きます。
商品名 | ルメア プレステージ | ドクターエルミス ゼロ | スムーズスキン MUSE | レイボーテ Rフラッシュ ダブルPLUS | シルクエキスパート Pro5 |
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メーカー名 | フィリップス | クルールラボ | CYDEN | ヤーマン | ブラウン |
肌色センサー | 出力自動調節 | 出力自動調節 | 出力自動調節 | 出力自動調節 | 出力自動調節 |
値段(税抜) | 48,989円 | 49,800円 | 68,000円 | 69,000円 | 74,800円 |
出力レベル | 5段階 | 5段階 | 不明 | 5段階 | 10段階 |
照射可能回数 | 25万回 | 120万回 | 40万回 | 60万回 | 40万回 |
コードの有無 | 有線 | 有線 | 有線 | 有線 | 有線 |
照射間隔 | 不明 | 0.3秒 | 0.9秒〜1.9秒 | 0.2秒(最大7発) | 0.5秒 |
カートリッジ | 使い切り | 使い切り | 使い切り | 使い切り | 使い切り |
照射面積 | からだ 4.1cu 顔 2cu ワキ 3cu ビキニエリア 3cu |
ボディ・ビキニ 3cu フェイス 3cu |
3cu | ローラーヘッド スポットヘッド |
6cu |
この中でも特に私が注目しているのが、「ドクターエルミス ゼロ」です。
なぜなら、肌色検知機能の搭載はもちろん、これまでの家庭用脱毛器最大の難点だった連続照射不可をクリアしているからです。
つまり、他の家庭用脱毛器よりも格段に使い勝手がいいんです。
全身脱毛でも、最短約3分で完了する早さです。
- ■「ドクターエルミス ゼロ」のおすすめポイント
- 肌の色を感知するスキントーンセンサー搭載
- 照射レベル自動調整機能
- チャージ時間なし
- 肌をなでるように滑らせるだけのノンストップ照射
- 120万ショット可能で20年以上使用可
- フェイス用アタッチメントで美肌ケアも可
- タッチセンサーで誤照射を防止
使い方の動画を見れば、いかにストレスフリーでお手入れできるかが分かります。
「ドクターエルミス ゼロ」の使い方の動画
ほくろにも保護シールを貼らなきゃいけない事実に変わりはありませんが、「ドクターエルミス ゼロ」なら、少なくとも肌の色による火傷や炎症のリスクは大幅に軽減できます。